幻冬舎が「おぼっちゃまくん」の電子書籍、インド版(英語)を
インドで発売するらしい。
日本ではAbemaTVが100話分、配信するらしいし、
「おぼっちゃまくん」ブームが拡大している。
資本主義がある限り、格差拡大が続く限り、
「おぼっちゃまくん」は不滅だろう。
社会主義の中では、「おぼっちゃまくん」は生まれ
ないはずだが、実は富の偏在は全世界にある。
「おぼっちゃまくん」は真に社会主義、共産主義が
完成した国では流行らないが、流行らない理由は
富の偏在が消滅したからではなく、平等社会が実現
したからでもなく、「自由」が失われたからである。
世界の矛盾を風刺した「おぼっちゃまくん」は
マルクスを超える思想哲学なのだが、世界の知識人は
まだ誰も気づかない。
わしの死後も「おぼっちゃまくん」は何度も何度も
再ブームになるだろう。
「自由」さえ、失われなければ。